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歯のトピック 2017.10.26

☆インプラントを安全に行うために。☆

みなさんこんにちは。

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

ずっと雨だったんですが、台風が過ぎ去ってからは晴れ間が広がる時間が長くなり、

 

 

ようやく秋晴れって感じがします^^

 

 

でも今年は例年より肌寒くなる時期が早いような。。。

 

 

 

今日はインプラントについてのお話です。

 

 

 

 

インプラントは最近、TVやネットニュースなどのメディアに頻繁に取り上げられるようになりました。

 

 

といっても、大半は「ネガティブ」な内容です。

 

 

こういった事故があったので危ないですよと。

 

 

そういえば少し前に、視力矯正手術の「レーシック」が

 

 

手術後に色んなトラブルが起こり、

 

 

「レーシック難民」などという言葉まで生まれました。

 

 

まあ手術である以上は、たとえ「盲腸」の手術でも

 

 

なんの失敗もないという保障はありませんよね。

 

 

問題は、そのいわゆる「手術ミス」による事故が

 

 

どのくらいの頻度で起こるかです。

 

 

私も長年大学病院に勤めておりましたので、

 

 

指導医の先生からは

「治療によって得られる利益と、手術によって被りうる不利益とを天秤にかけて、利益の方が大きい場合でないと手術すべきか考えないといけない。」

 

 

などと教わったこともありました。

 

 

もちろんこの言葉はあくまでも考え方のひとつであって、不利益が大きそうでも手術しないといけない場合もあります。

 

 

インプラントやレーシックはどうでしょうか?

 

 

別に歯がなくてもインプラント以外の方法で治療することもできます。

 

 

ブリッジや義歯(入れ歯)なども欠損部の治療法として確立しています。

 

 

視力が悪かったら眼鏡やコンタクトレンズで視力矯正したらいいのではないでしょうか?

 

 

 

とまあ、否定的な発言をしましたが、

 

 

現実はそうはいきません。

 

 

私は目の専門家ではないのでレーシックについてはここまでにして、

 

 

歯の欠損についてはどうでしょう。

 

 

入れ歯を試したけど、どうしても違和感が強くて入れられない。

 

 

そんな人は世の中にいっぱいいます。

 

 

入れ歯を作ったけど結局使わなくなって何年も放置・・・・

 

 

そういう方を診ると、歯並びがすごいことになってしまっている。。。

 

 

そんな状況も日常的に目にします。

 

 

なのでインプラントは治療法として、治療の選択肢として

 

 

消えることはないのです。

 

 

ということであれば、インプラント治療でミスや事故が起きないようにするしかないのです。

 

 

ではどうすればいいのでしょうか?

 

 

まず歯科医師の立場で申し上げますと、

 

 

インプラント治療を行う上で必要な技術と知識を十分に体得すること。

 

 

これに尽きます。

 

 

インプラント治療を行う上で必要な技術と知識、その中でも最も重要なのは

 

 

「解剖」と「外科」

 

 

だと私は考えます。

 

 

人の体の中がどうなっているのか。解剖とはそういうことです。

 

 

どこにどんな筋肉、神経、血管、骨があるのか。

 

 

手術中も常にそれがわかっていないといけません。

 

 

わかっているからなおさら手術中に恐る恐る治療をすることもあります。

 

 

危険な解剖上の構造の中でも、豪快に手術をする先生もいます。

 

 

まあそれでも解剖が頭の中に入っているのであればいいんです。

 

 

インプラントの事故はほとんどが解剖学的な知識がないことによって起こっています。

 

 

下歯槽神経損傷、顎動脈損傷、インプラントの上顎洞への迷入などなど。。。

 

 

僕自身、インプラント治療を一人で安心してできるように、安全な治療を提供できるように

 

 

そう思って口腔外科医の道を選びました。

 

 

指導医の先生からは「解剖実習をとにかくやりなさい」と

 

 

歯科医学生の頃も学生実習で人体解剖を行いましたが、

 

 

歯科医師になってからの最初の3年は

 

 

解剖学の先生にお願いし、学生に混じって人体解剖をさせていただきました。

 

 

たかが口の中。と思う人もいるかもしれません。

 

 

でも、人の体にメスを入れる以上

 

 

最低限の技術と知識ではその資格がないと思っています。

 

 

 

最近は、「インプラントセンター」とは名ばかりの病院も増えてきています。

 

 

名前を付けたら患者さんが来てくれるだろう。

 

 

安易な考えのところが多いと思います。

 

 

ではそこに勤める先生の経歴をご覧ください。

 

 

ちゃんとした指導医に、知識も技術も体得できるだけの十分な期間研修を積んでいるでしょうか?

 

 

口腔外科学会の指導医は全国にそう沢山はおりません。

 

 

民間の病院では、自分一人で本で調べながら手術をしている病院も多いです。

 

 

岡山大学病院口腔外科の関連病院もほとんどがそうでした。

 

 

 

自分の体を預けることができる医院は、どういう経歴の先生なのか、

 

 

そういったことも調べられることをお勧めいたします。

 

 

 

長くなりましたがインプラントについての私見でした。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

Kデンタルクリニック

 

インプラントセンター神戸三宮駅前

 

院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医

 

神戸市中央区加納町3丁目1-26 セントラルシティ神戸三宮駅前第一ビル2階

 

Tel:078-333-1585

 

メール:info@kdental-c.com

↑メール相談承っております。どんな些細なことでもお気軽にどうぞ!

 

HP: http://www.kdental-c.com

 

神戸 三宮 の歯医者

 

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診療科目:一般歯科 口腔外科 小児歯科 矯正相談

 

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