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☆神戸三宮 歯医者の回想録2 「理想の歯科医師像とは」 Kデンタルクリニック☆

皆さまおはようございます。

 

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

今日は前回の回想録の続きを。

 

 

 

岡山大学歯学部に入学し、さあ頑張って勉強して良い歯医者になるぞ!

 

 

 

などとはなるはずもなく、

 

 

 

親元を離れ、監視されず一人暮らしを満喫できることの喜びに満ち溢れた毎日。

 

 

 

家では禁止されていたテレビゲームを購入し、パチンコ屋に行ったり、夜は飲みに出かけたり。

 

 

 

それはそれは勉強とは縁遠い生活をしていました。

 

 

 

もちろん、昔から要領のいい私ですので

 

 

 

必要な単位は全て取得し、相変わらずの中の中の成績で進学していきます。

 

 

 

2回生になると、専門的な授業もぼちぼち始まりました。

 

 

 

中でも記憶に残っているのは

 

 

 

「チュートリアル」という授業です。

 

 

 

お笑い芸人にも居ますよね(笑)

 

 

 

言葉の意味を調べていますと

 

 

 

「tutorial(チュートリアル)=個別指導」

 

 

 

というような意味らしいです。

 

 

 

芸人のチュートリアルの方が意味不明なコンビ名ってことになりますね(笑)

 

 

 

肝心の授業の内容ですが、

 

 

 

わかりやすくいうと、クラスを何個かのグループに分け、全てのグループに同じ議題を与えます。

 

 

 

そしてその議題に対する答えをそれぞれのグループでディスカッションして導き出し、最終的に全グループで発表を行うという流れです。

 

 

 

その議題は、

 

 

 

「理想の歯科医師像とは」

 

 

 

でした。

 

 

 

まだ歯医者になってもいないし、歯に関する講義すらも受けたことがない時期にこの議題。

 

 

 

今思い返してもなぜそんな時期にこんな議題にしたのか理解できません。

 

 

 

正直6回生に対してすら無意味ですし、研修医くらいになったらようやく討論し始めてもいいかなというような内容です。

 

 

 

当時この議題にしようと決めた教授陣?が低能だったのか僕が低能すぎて理解できないだけなのか。

 

 

 

一応後者ということにしておきましょう。

 

 

 

で、当たり前のように答えなどなく、あーだこーだ無駄話をするだけで時間だけが過ぎていくわけです。

 

 

 

うちのグループは女性4名で男性は僕一人だけ。

 

 

 

女性陣はやはり真面目で、教科書的な答えを導きだそうとします。

 

 

 

「患者さんに対して思いやりの気持ちをもった歯医者」

 

 

 

「常に良い治療を提供できるように勉強をする歯医者」

 

 

 

などなど・・・どれも同じような答え・・・・ほかのグループともかぶりそうな答え・・・・・

 

 

 

ますます相手(議題を作った側)の思い通りの展開になっていくわけです。

 

 

 

もちろん別におかしい答えではないですよ。

 

 

 

ただ、

 

 

 

当たり前の事というか最低限そうあるべきという答えですよね!?

 

 

 

医療従事者で患者さんの事を考えることや、常に良い治療ができるように勉強する歯科医師って

 

 

 

当たり前ですよね?理想ではなくそれが大前提ですよね??

 

 

 

というのがずっと違和感で、最終的にどんな答えを発表したのかすら覚えていませんが、

 

 

 

学校側の手のひらで転がされて終わった感がすごく悔しくて今でもこのチュートリアルの内容だけは覚えています。

 

 

 

さて、では当たり前なことは抜きにするとして、一体理想の歯科医師像ってなんでしょうか?

 

 

 

僕も歯科医師になって14年目?になります。

 

 

 

そのくらいになると、ある程度方向性が固まっていなくてはいけないと思っています。

 

 

 

もちろん何年経っても固定観念にとらわれず、柔軟な姿勢で変化していかなくてはなりません。

 

 

 

ですのでこの質問に対する答えも今後も変化するでしょう。

 

 

 

今思う答えは

 

 

 

「情報発信に努め、地域医療に貢献しようと努力する歯科医師」

 

 

 

と思っています。

 

 

 

歯科医師は

 

 

 

来るものを拒まず

 

 

 

の姿勢ではだめだと思っています。

 

 

 

セミナーに参加し、学会発表をし、常に勉学に励んで

 

 

 

「さあ、困っている人たちに還元するぞ!」

 

 

 

ではダメなんです。

 

 

 

歯科医院はコンビニよりも多い

 

 

 

もはや歯科医師過剰を表現する抜群のキャッチコピーになってしまっています。

 

 

 

そんな中には正直目も当てられないヤブ医者も少なくはありません。

 

 

 

そういう医院に行くと、確実に歯の寿命が短くなります。不幸になります。

 

 

 

であれば、自分が勉強し自己満足している場合ではないですよね?

 

 

 

では、我々がする仕事は何か?

 

 

 

治療だけをしていては、そういう不幸になる人達は後を絶たないくらいわかりますよね?

 

 

 

良い治療を提供できる歯科医師は多いです。

 

 

 

ただ、

 

 

 

在野の将

 

 

 

で終わってはなりません。

 

 

 

かの諸葛亮孔明(しょかつりょうこうめい)も、野に埋もれていたのでは歴史に名を残すことはなかったはずです。

 

 

 

 

 

歴史に名を残せといっているのではありません。

 

 

 

きちんと対外的に情報発信をする努力をし、できるだけ多くの困っている人たちの悩みを解決できるように尽くすことが大事だということです。

 

 

 

受動的ではなく能動的に、消極的にではなく積極的に。

 

 

 

その姿勢が今歯科医師にあるべき姿勢であると考えます。

 

 

 

何年かするとまた考え方に変化があるかもしれませんが、変化=成長であればいいのです。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

Kデンタルクリニック

 

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院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医

 

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