三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 口腔外科歯のトピック > ☆神戸三宮 口腔外科ブログ５ 「口の中にできもの！？」 Kデンタルクリニック☆
皆さまこんにちは。
Ｋデンタルクリニック院長のカネダです。
昨日から日中は室内にいても時間帯によっては暑く感じる時があります。
そのため、時々クーラーをつけて室温を下げるようになりました。
まだ４月だというのに先が思いやられます＾＾；
でも手術中は緊張感があるためか暑いと集中力が保てないんですよね＾＾；
さて、今日は口腔外科のお話。
先日、
「口の中にできものがある」
という主訴でご来院された患者様がいらっしゃいました。
実は、「できもの」を主訴に来られる方、結構いらっしゃるんですよね。
まあ、大通りに面した壁面にどでかく
という看板を掲げていますから、不思議ではないんですけどね＾＾；
口腔外科というと、親知らずの抜歯とか顎関節症とか外傷など色々と扱う疾患があるんですが、
その他にも、
という疾患もあるんです。
これは、悪性腫瘍も良性腫瘍もあります。
ですが、多くの方は
「悪性腫瘍」を心配してご来院されているのではないでしょうか。
ただ、ほとんどの場合腫瘍は良性です。
悪性腫瘍は稀です。
では悪性かどうかというのはどうすればわかるのでしょうか。
診察を受けるだけでも診る人間によってはある程度わかります。
年齢、性別、既往歴、家族歴、職業、生活習慣など問診でわかる内容をもとに診察をします。
実はこれらの問診から得られる情報もかなり診断に重要です。
そして、見た目です。
境界の明瞭性、表面正常、発生部位、可動性、硬結の有無など
色々と診るポイントがあります。
まあ大体７～８割の方は見た目だけでも良悪の区別はつきます。
ただ、良性でも悪性でも病名をはっきりさせるには
病理検査でしかわかりません。
いわゆる「確定診断」をつけるために病理検査を行うのです。
見た目である程度良悪の判定がついても、それはあくまで推測になります。
間違いなく〇〇です！
というために病理検査は必要なのです。
当クリニックでは見た目が明らかに悪性である腫瘍性病変は治療はおろか病理検査も行っておりません。
病理検査の結果によっては大きな手術になる場合があるため、その手術が行える設備のある病院で検査を受けるべきだからです。
逆に、悪性を疑う腫瘍でなければ外来で日帰り手術で摘出できます。
今日も舌の良性腫瘍の切除を行いました。
局所麻酔で１０分で終わりました。
「ずっとあるけど、これ何かなあ？」
そのような気になるできものは放置せずにお早めに受診してください！
それではまた。
Kデンタルクリニック
インプラントセンター神戸三宮駅前
院長：金田祥弘（かねだよしひろ） 歯学博士・日本口腔外科学会認定医
神戸市中央区加納町3丁目1-26 セントラルシティ神戸三宮駅前第一ビル2階
Ｔｅｌ：078-333-1585
メール：info@kdental-c.com
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