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☆神戸三宮 歯医者の回想録6 「大学院生は危機感を持て!」 Kデンタルクリニック☆

皆さまこんにちは。

 

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

 

今日の診療終了後から2日間、第二の故郷岡山へ行ってまいります^^

 

 

 

恩師、元同僚、友人と会って元気をもらってきます♪

 

 

 

 

さて、本日は私の回想録の続きです。

 

 

 

前回、岡山大学大学院に入学し、口腔外科に入局したところまでお話いたしました。

 

 

 

そもそも、大学院生として大学に残るというのはどういうことなのでしょうか?

 

 

 

簡単に言いますと、中学⇒高校⇒大学⇒大学院

 

 

 

こんな感じで、大学の次の段階の学校に入学したって感じです。

 

 

 

大学は卒業するには、必要な単位を取得し、卒業試験をクリアして初めて卒業できます。

 

 

 

学部によっては卒業試験ではなく卒業論文なのでしょうか?

 

 

 

実は大学院も全く同じです。

 

 

 

講義を受けて必要な単位を取得すること、研究を行い成果を発表すること、卒業論文を書くこと、そして卒業試験をクリアすること。

 

 

 

これらを満たして初めて卒業できるのです。

 

 

 

大学生との違いは、

 

 

 

「研究」

 

 

 

を行うことでしょうか。

 

 

 

まあなんとなく大学よりも高度なことを求められるということがお分かりいただければ結構です。

 

 

 

そしてもし、大学院を卒業したらどうなるのでしょうか?

 

 

 

医学部や歯学部など、6年制の大学を卒業した後に大学院を卒業すると

 

 

 

「博士」

 

 

 

 

 

という肩書がもらえます。

 

 

 

実は4年制の学部を卒業して大学院を卒業しても、

 

 

 

「修士」

 

 

 

という肩書になり、博士ではないのです。

 

 

 

大学と大学院合わせて10年間の学業を積んで初めて博士と呼ばれるようになるのです!

 

 

 

博士ってなんだかすごそうな響きですよね~

 

 

 

でも、そこに至るまでは実はとても長い学業を経験しなければならないのです。。。

 

 

 

さあ、大学院を卒業し博士号も取得しました!

 

 

 

その次は何をするのでしょう?

 

 

 

「・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

自分でも卒業した後の事を考えました。

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

何も浮かんできません・・・・

 

 

 

さて、僕はこのまま大学院を卒業したとして、次はどこで何をすることになるんだろう?

 

 

 

 

開業する?それとも勤務医??それともそれともそのまま大学病院に残れる???

 

 

 

 

実は、自分で進路を決めなければならないんです。

 

 

 

誰かが手助けしてくれ、

 

 

 

「〇〇病院という大きな病院に籍を作ってあげるからそこで勤務するかい?」

 

 

 

なんて優しい心配りをしてくれるとは限らないのです!

 

 

 

 

大学院に入学してまだ間もないというのに、もう卒後の進路に関する不安が芽生え始めました。

 

 

 

つまり、4年間の間に、何があっても食いっぱぐれがないように、自分の能力を高め、取れる限りの肩書を取っておかないといけないのです!!

 

 

 

そして僕には

 

 

 

「焦り」

 

 

 

 

という感情が強く芽生えました。

 

 

 

やばい!

 

 

 

口腔外科医としての能力をできるだけ高めておかないと就職先も見つからないかもしれない!!

 

 

 

しかし、私はまだペーペーでしたから

 

 

 

焦ったところですぐに経験を積ませてもらえるわけではありません。

 

 

 

そこで考えました。

 

 

 

「先に研究を一人でできるようにしておけばいいんだ!

 

 

 

そうすれば仕事が終わって夜の研究室で自分の研究を自分の空いている時間にできる。

 

 

 

日中は口腔外科をみっちり教えてもらい、夜の空いている時間を自分の研究に当てれば一番無駄な時間をなくすことができるはず!!」

 

 

 

 

そして大学院1年目の6月に指導医であるM川先生に相談を持ち掛けました。

 

 

 

「先生、僕はすぐにでも研究を始めたいです。」

 

 

 

「お前はまだ1年目なんだから今は臨床のことだけ考えなさい。」

 

 

 

と言われるかと心配でした。しかし、

 

 

 

「おお!それは良い心がけだ。大学院は研究で成果を出さないといけないから、早めにスタートした方がいい。よし、わしのグループの研究を指導してくださっている先生を紹介するから来なさい。」

 

 

 

と言ってくれました。

 

 

 

 

そして、PHSでその先生にすぐ電話して下さり、

 

 

 

「先生、今からそちらにお伺いしてもよろしいでしょうか?」

 

 

 

実はもうその先生のことは存じておりました。

 

 

 

まだ学生の頃にもM川先生は僕を連れてその先生にご紹介下さっていたのです。

 

 

 

「先生、金田がうちのグループに入りますので、その節はご指導よろしくお願いいたします。」と。

 

 

 

 

そして、紹介されました第二解剖学のY先生。

 

 

 

この先生は、学生実習の時の「人体解剖」を総括してくださっていた先生で、全身の解剖に非常に詳しく、手際よく解剖ができるまさにプロフェッショナルの先生です。

 

 

 

さらに研究者としても非常に優れた功績を上げられており、焦る僕にとっては最高の師匠だったのです。

 

 

 

 

紹介していただくとすぐに、

 

 

 

「金田君のことは学生時代から覚えていますよ。きっと大丈夫だと思いますよ。」

 

 

 

と言ってくださり、早速研究のスケジュールを組んでくださいました。

 

 

 

僕が一人で医局の研究室で研究ができるようにしてほしいと、希望を伝えました。

 

 

 

その希望を汲んで下さり、毎週実験を一緒にしましょうと言ってくださいました。

 

 

 

そしてあれよあれよと僕の研究がスタートしたのです。

 

 

 

 

続く。。。

 

 

 

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