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☆神戸三宮 歯医者の回想録9 「順調、そして挫折・・・」 Kデンタルクリニック☆

皆さまこんにちは。

 

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

 

昨日までの雨が上がり、梅雨明け?と思うような晴天。。。とも言えず、まだ雨雲っぽい雲が空に浮かんでいます。

 

 

 

梅雨明けまでは雨にびくびくしないといけませんね(涙)

 

 

 

さて、今日は久しぶりの回想録です。

 

 

 

前回、大学院生のときの研究についてのお話をさせていただきました。

 

 

 

私の研究テーマは「シェーグレン症候群」という唾液腺疾患を取り扱っていました。

 

 

 

1年目の7月頃着手した研究でしたが、師匠であるY先生から11月に開催される学会へのエントリーを打診されました。

 

 

 

「今までに出た成果の報告だけでもいいのでエントリーしてみては?」

 

 

 

今までに出た成果・・・・成果なんて出てるのだろうか!?

 

 

 

実は僕は気が付いていなかったのですが、言われるがままに行っていた研究にもちゃんと成果は出ていたのです。

 

 

 

簡単に言うと、ある一定の傾向を示す結果が得られていたのです。

 

 

 

研究結果の検証を行っているうちに、どういうデータが出ているのか、何が成果として出ているのか。気が付くまでそう時間はかかりませんでした。

 

 

 

ただ、学会にエントリーはしたものの、もちろん初めての学会。地方会で規模は小さいとはいえ何をどう手を付けていいのかもわかりません。

 

 

 

学会発表とは会場で決められた時間で自分の研究成果について発表をし、これまた決められた時間質疑応答に対して答えるというものです。

 

 

 

発表方法は主に口演とポスターの2つの形式があり、プロジェクターで写して発表する形式とあらかじめポスターを掲示しておき、所定の時間になったらそれを発表するという形式です。

 

 

 

僕は、口演の方でエントリーしていました。

 

 

 

「パワーポイント」というスライドを作るソフトを使って資料を作るのです。

 

 

 

もちろん「パワーポイント」自体は学生時代にも頻繁に利用していましたので、使い方はわかりました。

 

 

 

また、学生時代にもパワーポイントを使った発表もしたことがありましたので、発表自体はなんとなくイメージはできました。

 

 

 

ただ、今回は学生同士の発表ではなく、歯科医師や研究者の人たちの前での発表です。

 

 

 

目の肥えた人たちの前で発表をすることに非常に難しさがあります。

 

 

 

研究の師匠Y先生は、放任主義でした。

 

 

 

「とりあえず作ってみて」

 

 

 

とだけおっしゃり、あとは僕に任せるということがほとんどでした。

 

 

 

今思うと、それが一番自分のためになるのだと思います。

 

 

 

1から10まで手伝うと、次に同じ作業をするときも自分ひとりではできないと思います。

 

 

 

まず、考えること。そして自分なりにやってみること。

 

 

 

成功したことよりも失敗したことの方が覚えていることが多いです。

 

 

 

あとで「ダメ出し」されて直したことは次からも覚えています。

 

 

 

そして、自分なりに資料作りをしていると、医局に残っていた大学の先輩が僕のスライドを時々見てくれました。

 

 

 

その先生は学年は僕より7つ上でしたが、首席(もっとも優れた成績)で卒業している先生でしたので、僕の作っているスライドをひと目みただけで、「ここはこうした方が見やすい」「こうしておかないと本番の時に困る」など、中身ではなくスライド作りの基本・工夫などを教えてくれました。

 

 

 

おかげさまで、「聴く人が見やすい・聞きやすい」という視点での資料作りができるようになりました(と思っています)。

 

 

 

やはり、間違った方向にいかないように時に道しるべは必要です。

 

 

 

でも、決して答えを教えてくれているわけではありません。

 

 

 

答えを教えても何の成長にもならない。その先生もそれをわかっているので、あくまでヒントをくれるだけでした。

 

 

 

そして、香川県であった学会当日、自分なりに完成させたスライド。

 

 

 

緊張で声は震え、作っていたメモもあまり見ることができず、何とか発表を終えました。

 

 

 

緊張しすぎで何を質問されたかも覚えていません。ただ、緊張したことだけははっきりと覚えています。

 

 

 

それでも大きな経験になったと今でも覚えています。

 

 

 

はじめは誰だって緊張します。2回、3回と回数を重ねていってちょっとずつ緊張しなくなっていくものです。(まあその後発表の時はずっと緊張してましたが(笑))

 

 

学会発表をしたことで、自分の研究の本当の意義がわかりました。

 

 

 

自分の研究がどういう研究なのか。誰に聞かれても答えられるようになりました。

 

 

 

変な話ですが、最初の学会発表が終わってからが研究の本当のスタートになったのです。。。

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

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