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歯のトピック 2018.09.26

☆神戸三宮 歯医者のブログ 「レントゲン検査の安全性にご理解を!」 Kデンタルクリニック☆

皆さまこんにちは。

 

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

朝晩はかなり涼しくなってきましたね。ただ、また南の方から台風が迫ってきているようで嫌な予感がしています・・・

 

 

 

 

さて、今日はレントゲン写真に関するお話。

 

 

 

当クリニックは、とにかく「診断」を特に重要視して診療しております。

 

 

 

診断を誤ると、治療がうまくいかないためです。

 

 

 

当たり前のことを言っているようですが、正しい「診断」を行うことが特に重要なのです。

 

 

 

さて、では正しい診断をするためには具体的にどのように気を付けなければならないのでしょうか?

 

 

 

それは、「診断に必要な資料を集める」ことです。

 

 

 

診断には、「視診」「触診」「画像診」などがあります。

 

 

 

特に近年は「画像」による診断技術が大きく向上し、不可欠となっております。

 

 

 

歯科の場合、視ただけでは診断ができないことも度々あります。

 

 

 

しかし、実際の臨床の場では「レントゲンを撮影いたしますね。」と了承を得ようとしても、「撮りたくありません。」「レントゲン撮らないとわからないんですか?」などと拒まれることも少なくありません。

 

 

 

もちろん、「視診」や「触診」などで十分診断できる場合もあります。画像診断にもデメリットはありますので、こちらも患者様の不利益になる無意味な検査は行いません。

 

 

 

「検査によって得られる利益」 > 「検査によって起こる不利益」

 

 

 

場合のみ、検査を行うべきと思っています。

 

 

 

レントゲン写真を拒否される理由として、「放射線被ばく」と「検査費用」の2つが主として考えられます。

 

 

 

誰でも放射線を浴びるのは嫌でしょう。僕も嫌です。

 

 

 

ですが、実際どのくらい放射線を浴びることになるのでしょうか?

 

 

 

実は人間は日常生活でも放射線を浴びているのです。

 

 

 

自然に浴びる放射線の量を「自然被ばく量」と言います。

 

 

 

国連科学委員会(UNSCEAR)の2000年報告によりますと、おおまかな年間の実効線量値として、宇宙起源の放射線から約0.4mSv(ミリシーベルト)、大地に含まれる自然放射性物質から約0.5mSv、飲食物から約0.3mSv、そして大気中にあまねく存在するラドン核種により約1.2mSv、合計すると年間約2.4mSvを被ばくしているとされています。

 

 

では、この自然被ばく量と、歯科治療で行うX線検査の被ばく量との差を見てみましょう。

 

 

 

 

 

通常撮影されることが多い一般X線(パノラマやデンタル)はそれぞれ0.03ミリシーベルト、0.01ミリシーベルトとなっています。

 

 

 

時に必要とされる歯科用CTでも0.1ミリシーベルトです。ちなみに当クリニックのCTは照射野を狭くすることができる最新のCT機ですので、半分程度の被ばく量まで抑えることができます。

 

 

 

1カ月の自然被ばく量が0.2ミリシーベルト程度とされておりますので、CTを2回撮影しても(当クリニックのCTであれば4回)自然に浴びるひと月の被ばく量程度ということです。

 

 

 

もちろん被ばくしていることには間違いありませんが、一昔前のアナログだったころのX線撮影に比べ大幅に被ばく量は少なくなっているのです。

 

 

 

僕はどちらかというと正確に診断し、適切な治療をしてほしいので、このくらいの被ばく量であれば診断を優先します。

 

 

 

考え方はそれぞれですので、それでも嫌な場合は無理にとは言えませんが。

 

 

 

また、撮影費用もパノラマ(顎全体を写す一般的なX線撮影)で約1200円、CTでも約3000円くらいです。(*保険治療の場合)

 

 

 

むしろ、画像検査が必要な場合に撮影を拒まれてしまいますと治療方法が適切かどうか不安になることもあります。

 

 

 

場合によっては治療ができないこともあります。

 

 

 

適切な治療を行うため、必要である画像検査は是非受けていただきたいと思っています。

 

 

 

安全性の高い撮影装置、治療を受けていただく皆さまにご理解いただければ幸いです。

 

 

 

 

それではまた。

 

 

 

Kデンタルクリニック

 

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院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医

 

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