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歯のトピック 2018.01.11

神戸 三宮 歯医者 のブログ ☆歯科用CTの有用性☆

皆さまおはようございます。

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

一昔前と違い、CT(コンピューター断層撮影法)を導入している歯科医院も珍しくはなくなってきました。

 

 

先日、当クリニックに右下の歯茎にできものがあるので診て欲しいという主訴で来院された患者様がいらっしゃいました。

 

 

 

まだ若い女性の方で、3か月くらい前に右下の小臼歯の舌側歯肉が膨らんでいるのに気が付いたそうです。

 

 

触診させていただくと骨のような硬さの腫瘤があり、尖っているような感触でした。

 

 

特に痛みはないそうですが、尖っていて舌触りも気になるのと、変な病気(腫瘍)ではないかも心配ということでした。

 

 

最初は骨隆起(正常な骨の出っ張り)と思いましたが、反対側にはなく骨隆起にしては尖った感じがするので診断に迷いました。

 

 

見た感じ、触った感じでは骨のような感じがしますとお伝えしましたが、どうして急に骨が尖ってきたのか疑問は解決しませんでした。

 

 

 

そこで、CTを撮って確かめるかあるいは麻酔をして歯肉切開をし、実際に何かを直視して確かめるかどちらかの方法を提案しました。

 

 

いきなり切開するのは抵抗があるということでCTを撮影することにいたしました。

 

 

☝3D構築した画像です。矢印の部分に突起が。

 

 

☝正面から見た骨の断面です。皮質骨(硬い骨)と同程度の硬組織が骨と連続しているのがわかります。

 

 

 

☝水平断です。これも周囲の骨と同程度の硬さの硬組織で、骨との連続性が確認されます。

 

 

これらをもとに、間違いなく骨の鋭縁であるだろうと診断し、説明するとご納得とご安心をいただけました。

 

 

 

骨隆起は少なからず存在しますが、左右差があることもあり、もともとあるが気づかずにある日突然気づくことも珍しくありません。

 

 

「恐らくもともとあったが、3か月前たまたま舌で触れて気が付いたのでしょう。」と説明しておきました。

 

 

 

単純X線だけでは診断に限界があるときがあります。

 

 

もちろんCTも単純X線に比べると被ばく線量が若干大きいというデメリットもありますが、近年の技術向上で格段に被ばく線量は抑えられています。

 

 

診断や治療に有益な場合はなくてはならない装置です。

 

 

 

正確な診断でご安心頂けてよかったです。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

Kデンタルクリニック

 

インプラントセンター神戸三宮駅前

 

院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医

 

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