三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 歯のトピック > ☆「年齢と矯正治療の関係」 神戸三宮 歯医者のブログ☆
皆さまおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
再び訪れた寒波もようやくマシになってきた感じですね＾＾；
朝の徒歩通勤で汗ばむようになりました(笑)
さて、今日は年齢と矯正治療のお話。
皆さまは、
ってご存知ですか？
まあ、歯科治療の中では比較的メジャーですので聞いたことくらいはあるかもしれませんね。
矯正治療のイメージは
こんなところでしょうか？
でも歯並びが悪い人にとって、ときに必要な治療法のひとつとなるのは確かだと思います。
歯並びが悪いと、見た目が悪いだけではなく
むし歯や歯周病のリスクも上がります。
では、
いえ、実は誰でも受けることができるわけではないのです。
もちろん、歯の状態や歯並びの状態でできない場合もあると思いますが、
それだけではなく、
も大きく関与しているんです。
歳をとったら矯正できない理由は、
からです。
なぜか。
歯はもともと骨と直接結合している（くっついている）わけではありません。
歯と骨の間には、「歯根膜」と言われる隙間があります。
この隙間には、「歯周靱帯」と呼ばれる組織が存在しています。
つまり、歯に力をかけると靱帯が伸び縮みして歯は動くのです。
では、歳をとるとなぜ歯が動かなくなるのでしょうか。
それは、加齢によって靱帯が吸収していき、歯と骨との間の隙間がなくなり、歯と骨が直接結合しているような状態になるためです。
これを、
「アンキローシス（骨製癒着）」といいます。
なるほど。歯が骨と癒着して力を加えてもびくともしなくなるんですね！
では、何歳までであれば矯正治療ができるんでしょうか。
答えはありません。
アンキローシスが起こり始める年齢には個人差があるためです。
ただ、年齢が増えれば増えるほど、矯正治療は治療期間が長くなります。
もしかするとある程度妥協的な治療になってしまうかもしれません。
ですので、矯正前の診断が大切なわけです。
当クリニックも近隣の矯正専門医の先生と連携して総合的な歯科治療を行っております。
ただ、上述した理由によって治療計画の中に「矯正治療」を加味することができない場合もあるのです。
もちろん、可能な限り対応はしておりますのでご安心ください！
今日は矯正治療と年齢のお話でした。
それではまた。
Kデンタルクリニック
インプラントセンター神戸三宮駅前
院長：金田祥弘（かねだよしひろ） 歯学博士・日本口腔外科学会認定医
神戸市中央区加納町3丁目1-26 セントラルシティ神戸三宮駅前第一ビル2階
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