三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 告知・お知らせ > ☆神戸三宮 歯医者のブログ 「歯科衛生士が行ってもよい診療行為とは」 Kデンタルクリニック☆
皆さまおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
週末は見事に晴天。
1週間前には雨の予報でしたが見事な逆転でした^^
おかげさまで週末は楽しく過ごせました♪
さて、今日は衛生士業務についてです。
歯科衛生士の仕事は主にはブラッシング指導や歯石の除去を中心とした「口腔衛生状態」を改善し、健全な状態を維持するために貢献することだと思います。
一般の方からしばしば耳にする質問なのですが、
「歯科衛生士のやってもいい治療ってどこまでなんですか?」
というものがあります。
皆さまも、歯医者さんに行って歯科衛生士が歯型を採ったり、かぶせ物の調整をしたり、かぶせ物を着けたり、詰め物をしたりといったご経験があるかもしれません。
これらは基本的には歯科医師による適切な指導・管理のもとであれば行ってよいそうです。
しかし、適切な治療という意味で言えばどうでしょうか。
私が経験したとある話をさせていただきます。
私が岡山大学病院の口腔外科に在籍していた時の話です。
基本的に病院は平日のみ診療を行っていました。しかし、土日も病棟に入院している患者様方の診察・処置は必要です。
我々第一口腔外科はこれまで担当医制を採用しておりました。一方第二口腔外科は当番制でした。
担当医制は、担当グループが担当患者様を診察するシステムです。当番制は、割り当てられた当番が全患者様を診察するシステムです。
担当する患者様が1人でも入院していると、土日とも出勤し診察する必要がありました。一方で当番制の方は、完全に当番なので自分が当番の日以外は休みでした。
そして、新しい教授が赴任し、医局会で担当制から当番制に変えましょうという話が出ました。
ほとんどの医局員が嬉しそうな反応をしていました。
「これで休みが増える」
まあそう思うのは当然です。
しかし、医局長のM島先生が声を挙げました。
「僕は反対ですね。担当していない人間がその人の診察がちゃんとできるわけがない。第二口腔外科が当番制なのは結局教授が見ても研修医が見ても同じと言っているようなもので、その程度の診断能力しかないということでしょう。自分の専門に誇りを持っているなら自分の担当患者を診たこともない他の者に任せるなんて軽率にできることがおかしい。」
大声ではなく、司会をしていたM島先生が医局会最後の締めの言葉としてぼそりと発したその発言は、恐らく賛成派であった医局員の胸に刺さったと思います。
僕自身、その言葉を聞いて休みが増えることに対して自分が抱いた安堵感が恥ずかしくなるような思いでした。
今でもその言葉、その時抱いた感情をはっきりと覚えています。
ですので、僕は開業した今でも、歯科医師がすべき治療はほぼ全て自分で行っています。
自分と変わらない同じ質でできること以外は全てです。
法的に合法か違法かという問題ではありません。
自分自身が最善の治療を提供できたと胸を張れるかどうかの問題です。
そのため、混雑しているときは待ち時間をいただくこともあります^^;
ただ、責任を持って治療に当たっておりますので、ご理解いただけますとありがたいですm(__)m
それではまた。
Kデンタルクリニック
インプラントセンター神戸三宮駅前
院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医
神戸市中央区加納町3丁目1-26 セントラルシティ神戸三宮駅前第一ビル2階
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メール:info@kdental-c.com
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