三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 日記(回想録) > ☆神戸三宮 歯医者の回想録5 「そして口腔外科医へ」 Kデンタルクリニック☆
皆さまおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
6連勤3日目。
昨日は早く寝たのでまだまだ余裕です!
さあ今日のブログは回想録の続きです。
前回無事に国家試験に合格した私は、いよいよ歯科医師としてのキャリアをスタートさせます。
といっても、4月から「岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 顎口腔機能再建外科学分野」の大学院生として「口腔外科(再建系)」に入局しており、なぜか5月中旬に国家試験の合格発表という当時まではなぜそんな順序がおかしいスケジュールなのかという疑問の中、すでに仕事はしておりました。
ですので、国家試験に合格したからといってそれほど仕事の内容は変わりません。
まあ歯科医師免許がないと治療はできないのですが、入局して1,2カ月のド素人に治療なんて任されるわけもありませんので、「これから治療ができるようになった」という程度の変化です(笑)
4月に入局すると、まず最初にグループ分けがされます。
岡山大学の口腔外科ではグループのことを「ミット」と呼んでいます。
グループの長を「ミット長」と呼び、その他の者は「ミット員」となります。
当時は3つのミットがあり、私は学生時代に懇意にしていただいておりましたM川先生のミットに無事に配属されました。
M川ミットは「腫瘍」「外傷・炎症」「インプラント」を主として専門としており、医局の中でも常に入院患者さんの数はトップでした。
症例数が多い理由は当時助教授の「高木愼先生」にあります。
病院内で年間の紹介患者数が毎年トップの高木先生のもとには、入院下での治療が必要な方が多く、その方々はM川ミットに優先的に配当されるようになっていました。
今は「外来」と「病棟」が別の建物に分かれていますが、当時はまだ「岡山大学病院」となっておらず、「岡山大学医学部・歯学部附属病院」という名称で、「歯学部棟」という建物内に歯科の外来も病棟もあり、同じフロアで外来と病棟がつながっていたのです。
そのため、ナースさんも外来にいる先生を内線やPHSで病棟に気軽に呼べる状態だったのです。
何が言いたいかと言いますと、何かあった時に動くのは下の者なので、入局してからはほぼ雑務でした^^;
しかし、当時はそれでもすごく楽しくて覚えることが多いのですがなぜかやる気に満ち溢れていて
「いかにしてスピーディーにかつ正確に雑務をこなすか」
ということに必死でした。
同期入局は僕を含め7名でしたが、やはり負けず嫌いな自分としては自分が一番の存在。いわゆる「若手のホープ」的な存在になりたかったのです。
今ではレントゲンもカルテもデジタル化、電子化されていますが、当時はレントゲンはフィルム、カルテは紙でした。
「〇〇さんのレントゲン取ってきてくれ。」「受付に行って〇〇さんのカルテを借りてきてくれ。」
そんな仕事も熱心にこなします。今思うと1年くらいずっと下積みでした。
それでも、1年目の医局員に割り当てられる仕事もほぼ私が中心でやっていました。
入院カルテの整理、データ管理、日本口腔外科学会からの調査のまとめなど。
たった4年しかない大学院の期間。その大事な1年をほぼ雑務や見学、診療アシストで過ごしました。
しかし、そのたった4年しかないという気持ちが実は良い方向へと向かわせたのです。
続く。。。
Kデンタルクリニック
インプラントセンター神戸三宮駅前
院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医
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