三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 口腔外科歯のトピック > ☆神戸三宮 口腔外科ブログ21 「CTで発見。唾液が固まる唾石症とは?」 Kデンタルクリニック☆
皆さまおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
先日、「顎の下が腫れている」という主訴で患者様がご来院されました。
診察いたしますと、確かに左の顎の下から首にかけて膨らみを触れ、押すと痛いと言われました。
リンパ節でも腫れているのかな?と思っていたのですが、腫れ方がリンパ節炎とは違いました。
歯性感染の疑いもありましたので念のためパノラマ(通常のレントゲン)を撮影しましたが、
特に膿の袋のようなものもなく、炎症の原因になりそうな歯はありません。
口の中も見せてもらうと、左の口底部(舌の下あたり)にわずかな隆起が。触れると硬いものがあります。
もう一度パノラマをよーく見てみますと、
歯と重なって見えにくいのですが、なんとなく楕円形の白いものが写っています。
もしやと思い、CTを撮影しました。
はい。ばっちり写っていました。
小豆大の白い硬組織。
何だと思いますか?実はこれ、
と呼ばれるものです。
唾液の粘度が高くなり固まったものに唾液中のカルシウムが混ざって石のようになるのです。
ちょうど顎の下にある唾液腺から舌の下まで通じる管の途中で唾石ができてしまったようで、唾液が停滞し感染が起こり、腫れて痛みも出ていたようです。
しかし、さすがCTですね。硬組織の疾患の診断には抜群の効果があります。
さて、この唾石症ですが、唾液腺の管の開口部付近(出口付近)にあれば局所麻酔で簡単に取れるのですが、中ほどのところで詰まってしまっておりましたので、安全性を考え大学病院の口腔外科へ紹介させていただきました。
口腔外科を標榜しておりますので、なるべくできる手術は当院で行っているのですが、一番は自分が手術できるかどうかではなく、患者さんにどのくらいの負担があるか、安全性が高いかどうかです。
やっぱり、開業医でも正確に診断するためにはCTは必要だなと痛感いたしました。
皆さまも、口腔外科をお探しの際は一度ご相談ください。
それではまた。
Kデンタルクリニック
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院長:金田祥弘(かねだよしひろ) 歯学博士・日本口腔外科学会認定医
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