三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > 歯のトピック > ☆神戸三宮 歯医者のブログ 「むやみに歯を削らないこと」 Kデンタルクリニック☆
皆さまおはようございます。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
3月になり急に暖かくなってきたので、どういう服装が良いのかわからなくなってきました^^;
朝晩はまだ肌寒いのですが、厚着をし過ぎると日中歩くと暑くて困ります。。。
このまま春に突入するのか、また寒さが戻るのか・・・・
今日も歯のお話。
むし歯治療の代表的なものにクラウン(かぶせ)があります。
これは、歯を全周削って帽子のように「スポッ」と歯全体を覆うようにかぶせる治療なんですが、
どれくらい削るかというのはケースバイケースです。
特に、マージン(かぶせの一番つけ根に当たる部分、「きわ」)をどの位置に設定するかというのが非常に重要です。
前歯であれば、かぶせものと歯の境目がなるべく歯肉のきわと合うようにしますが、小臼歯以後の歯は見た目よりも
ということを一番に考えるようにしています。
どういうことかというと、
歯とかぶせのつけ根の部分はプラーク(歯垢)が付着しやすくなります。
特に保険治療で作ったかぶせは適合があまり良いとは言えないためより付着しやすい傾向にあります。
また、金属系のかぶせもプラークが付着しやすい性質にあります。
そう考えますと、あまりそのマージン位置を歯茎すれすれに設定してしまうと、
清掃性が悪く(歯ブラシがあたりにくく)なります。
歯ブラシが当てにくくなると当然プラークが停滞したままになるため、
二次う蝕(むし歯の再発)が起こりやすくなります。
それだけではありません。
もし、不幸にしてむし歯が再発してしまった場合、残った歯からむし歯を削ることになるため、そこからさらに奥深くまで歯を削ることになります。
マージンの位置が歯茎と同じ高さに設定していたら、次は歯茎の下まで歯を削ることになるのです。
ということは、場合によっては
可能性が高くなるのです。
むし歯の再発がおこりにくいセラミックなどの適合が良い、プラークが付着しにくいかぶせにすることも
むし歯の再発率を下げるには有効ですが、
それだけではなく、マージンの位置設定も非常に重要なんですね。
なので私は、審美性も考えながら、むし歯から歯を守るためにどれくらい削るべきかということも非常に重要視しながら考えて削っています。
これが最も重要なのだと思っています。
それではまた。
Kデンタルクリニック
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