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☆神戸三宮 歯医者の回想録1 「歯医者になりたかった訳じゃない!?」 Kデンタルクリニック☆

皆さまおはようございます。

 

 

 

Kデンタルクリニック院長のカネダです。

 

 

 

先日患者様から、

 

 

 

「ブログ一通り読ませてもらいました。先生のブログを読むと色々説明聞くよりも知識がつくんで良いですね。」

 

 

 

とおっしゃっていただき、ますますブログを丁寧に書かねばと思わされました^^;

 

 

 

さて、今日から少しずつ私が歯医者になるまで、なってからについて書かせてもらおうと思います。

 

 

 

特に理由はありませんが、略歴だけではどんな人間なのか伝わらないのでそうすることにしました。

 

 

 

もともと医者になりたくて医療系の学部を目指していましたが、高校までほとんど勉強せずになんとなくで切り抜けていました。

 

 

 

小学生から進学塾に通い、小学生の頃は特に努力などしなくても学校一の成績でした。(別に自慢ではありません)

 

 

 

これがよくなかったのでしょうね。

 

 

 

中学受験も失敗し、志望校に入れず。

 

 

 

それでもプライドだけは高く、いわゆる受験に失敗した人たちが最後に受ける後期試験でなんとか進学校(私立)に滑り込むことができました。

 

 

 

それだけ嫌な思いをしても、人間の本質は簡単にはかわりません。

 

 

 

なんとなくそれなりに頑張っていれば、上位に入れるだろうと思って入った中学。

 

 

 

周りも恐らく小学生の時はそれぞれの学校でいわゆる「できる」小学生だったのでしょうね。

 

 

 

努力もなしに、渡り合えるような相手ではありませんでした。

 

 

 

私の母は、我が子が常に良い成績だった過去からの転落に焦りと憤りがあったのでしょうね。

 

 

 

色々と塾を探してきては行かせるようになりました。

 

 

 

やる気がない私が、強制的に勉強しなければならない環境を作ってくれました。

 

 

 

そのおかげで本人に真面目に努力する気は起きていなくても、なんとかクラスの真ん中くらいの成績はキープできていました。

 

 

 

さて、私の中学・高校の特殊な環境をここで述べたいと思います。

 

 

 

中高一貫で6年間同じ学校です。

 

 

 

まあここまでは普通です。よくある話です。

 

 

 

特殊なのは、私のクラスだけ6年間1度もクラス替えがありません。他のクラスは1年ごとにクラス替えがあります。

 

 

 

実は「特別進学コース」という名称(だったかな?)で入学し、一番上のクラスということでクラス替えが行われないんです。

 

 

 

今思うと異常ですね。競争心がなくなりそうだと思います。

 

 

 

しかし、幸運だったのは、この異常なシステムの中でも競争心があったのです。

 

 

 

たまたま、私の学年のこのコースだけが突出して成績がよかったらしいです。

 

 

 

結果的には40人ちょっとのクラスで、大学受験では医学部(京都大学、大阪大学、北海道大学など)に5名ほど、東京大学・京都大学・大阪大学合わせて15名ほど。その他国立大学も含めますと30名以上が進学しました。

 

 

 

途中中学から高校に進学する際にもあの灘高校を受験し合格した者も2名おりました。うち1名は神戸大学の医学部に進学しています。

 

 

 

たまたま1つのクラスからそれなりに良い結果が出たようです。

 

 

 

たまたまだったのか、なるべくしてなったのかはわかりませんが。

 

 

 

常に周りをライバル視し、競争心をもって勉強する者が多かったのでしょうか。

 

 

 

私も母に叱咤激励されながら、なんとか引き離されないように最低限の努力をして(するしかなかったという方が正解かもしれませんが)いたため、

 

 

 

岡山大学歯学部というとりあえずは国立大学の歯学部への進むことができました。

 

 

 

もともとは医療系の漫画が大好きで、

 

 

 

 

 

ブラックジャックや

 

 

 

スーパードクターKなどの漫画を好んで読みました。

 

 

 

つまりは「外科医」への憧れが強かったのでしょう。

 

 

 

歯学部に入ったことへの満足感はあまりありませんでした。

 

 

 

自分のなりたかった道から外れていたからでしょうか。今でもわかりません。

 

 

 

でも、とりあえず「合格」したことが安心したことは確かです。

 

 

 

そして、この時の気持ちの中には

 

 

 

「とりあえず医療系」

 

 

 

そう思わせようとしていたような気がします。

 

 

 

今自分が「歯医者になったことを後悔しているかどうか」と聞かれると「そうかもしれません」と答えるかもしれません。

 

 

 

しかし、「歯医者に向いてないと思いますか」と聞かれると答えは、

 

 

 

「ノー」です。

 

 

 

頭を使って考え、手を動かして実行する。

 

 

 

この一連の仕事は自分には向いていると思います。

 

 

 

人に言うより自分でやりたくなる

 

 

 

昔からそういう性格だからです。

 

 

 

今日は昔話でした。続きはまた今度。

 

 

 

それではまた。

 

 

 

Kデンタルクリニック

 

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