三宮の歯医者【K DENTAL CLINIC】 TOP > News > インプラント歯のトピック > ☆神戸三宮 インプラントブログ14 「歯科のインプラントの現状と怖さ」 Kデンタルクリニック☆
皆さまこんにちは。
Kデンタルクリニック院長のカネダです。
お盆休みも終わり、久しぶりの仕事で少し体にだるさがありますが、今日から日曜まで4連勤ですので、はやく元の感覚に戻さなくてはなりません^^;
さて、お盆休み明け一回目のブログはインプラントに関するお話です。
先日インプラントに関してのとある対談の記事を目にしました。
ある歯科の開業医の先生と、ある病院の耳鼻咽喉科の先生とのインプラントに関する対談でしたが、耳鼻咽喉科の先生が興味あるお話をされていました。
耳鼻科医
『医学部と歯学部は、卒後教育がぜんぜん違うんです。僕は耳鼻科医なのですが、耳鼻科医は基本的に「外科医」なのです。ですので、手術の手技(しゅぎ)を学んできました。眼科、脳外科、形成外科、口腔外科とコラボでいつも手術をします。インプラントも、一種の外科ですね。医科で「外科治療は、こう修得するべきだ」というのと、歯科の修得方法があまりにも違うのです。勉強する環境が違うのです。医科は、卒後教育に患者さんがいっぱいいる環境で、指導医のいる中で修練を積むことが出来るのです。ところが歯科は、すぐに独立しちゃうので、誰かについて一つ一つの技術について基礎から学んで、長期的な経過を見る機会が極めて少ないのです。外科は、技術です。職人です。講習会やセミナーでは、技術は身に付きません。手取り足取り教えてもらって、見よう見まねで、単純なことを何十回何百回と繰り返していかないと身に付きません。ところが、歯科のインプラントは、セミナー花盛りです。セミナーを受け、受講証もらい、待合室に飾ると「おお、凄い勉強してる」となります。医科の世界では、そういう人はいません。 勉強したからって、賞状を張ってある医院は、ありません。医者自身は、学会発表したからって臨床ですぐ出来るなんて、誰も思っていません。「臨床の腕前」と「学会発表」は、あまり関係ないと思っています。インプラントの専門医も、医科・歯科の博士号も「スタートライン」です。あって当たり前です。 「ある一定のトレーニングを積んだ」というだけのことです。運転免許を取るに、仮免でやっと路上に出た、という感じです。』
この先生のおっしゃっていることは本質をついています。
まさにその通りです。
人の生き死にに関わる手術をしている医師であれば当然今までに何百回と基本的な手術から指導医についてもらい、研鑽してきたはずです。
確かに歯科医師が人の生き死にに関わるような手術をする機会は少ないかもしれません。しかし、手術というものは例え抜歯であっても、人の体に対して行う観血的処置です。教科書片手に行い、結果的に何も起こらなければそれでよいということではないはずです。
この耳鼻咽喉科の先生は、歯科の実態をよく把握しておられます。
歯科医師は開業医になる割合が多いと思います。であれば早めに開業した方が有利なことが多いのかもしれません。
でも遠回りになったとしても、開業してからでは学べないこと、教われないことをしっかり体得しておくべきという考えには大賛成です。
色々な考えがありますので、反論がある先生も多いでしょう。
これから歯科医師になる歯学生、歯科医師になったばかりの若い先生方にはよく考えてみていただきたいですね。
それではまた。
Kデンタルクリニック
インプラントセンター神戸三宮駅前
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